生育

誰も近付かない廃墟で

樹の芽を育てようとする男がいる


男は 樹の芽に 語りかける

「外の世界などろくでもないよ」と


男は 樹の芽に 語りかける

「ぼくだけは真理を見つけたよ」と


男は 樹の芽に 語りかける

「きみをほかのどの樹よりも大きく育ててやるよ」と


しかし 男は知らない

樹を育てるには水が必要だという

あまりにも当たり前のことを


そこに 運良く 雨が降り

ほんの少し成長した樹の芽に 男は言った


「よしよし これからもぼくが見守ってやるから 安心しろよ」

胎動

準備は 始まっています。

もう少し先 色々と明らかにできるでしょう。

私は 信じています。

ここは 奈落などではないと。

ここにいることはもはや 必然だと。

如月

２月ですが

明けましておめでとうございます。

今年もちゃんと生きています。

来月の舞台の脚本も 先日ようやく脱稿し

ただ今 ひと段落しています。


公演の特設ブログも始まっています。

http://melomelo31415.blog.shinobi.jp/

こちらにも寄稿させていただいてます。

もしよければ 覗いてみてください。


私の乏しいアイデアをかき集めた脚本作品。

メロドラマティック・メロディー。

「死」というテーマに対して

かなり偏った価値観で切り込みました。

賛否両論は覚悟しています。


舞台化に携わる役者の皆様

スタッフの皆様

演出様

どうか 我が子を宜しくお願い申し上げます。


そして 観に来てくださるお客様

いまの私の集大成とも言える作品を

少しでも広い心で

受け止めていただければ幸いです。


重ね重ね 宜しくお願い申し上げます。

放置

してました。

ごめんなさい。

生きてます。

成功

私にできることは、もう、

成功を祈ること、だけです。

みなさん、がんばってください。